ホテルのある芸西村は、ビニールハウスを利用した施設園芸が盛んな地域です。昭和初期には、村内に自生する竹を骨組みにして和紙を貼ったハウスが使われていましたが、現在では金属パイプに高性能なビニールフィルムを貼ったものが主流で、竹はまったく使われなくなりました。
かつて村の主要産業を支えた竹ですが、今では「竹害」と呼ばれる問題も抱えています。そこで、竹の活用と地域の活性化を目指し、「竹灯りの宵」が企画されました。
このイベントは、毎年10月に琴が浜で1日限りで開催されていますが、より多くの方々に楽しんでいただくため、10月のイベント終了後にホテル敷地内へ移設して、長い期間ご覧いただけるようになりました。今年で4回目を迎えます。期間中には、Instagramでのフォトコンテストや県内のスタンプラリーも予定しています。芸西村の冬の風物詩として、ぜひお楽しみください。